こんにちは、芝機研運営のカズです。
マキタの芝生バリカンを使っていて、替刃はどの品番を買えばよいのか、160mmなら同じ刃でよいのか、自分で交換できるのかと迷うことがありますよね。
マキタは同じように見える芝生バリカンでも、本体型番によって指定される替刃の部品番号が異なります。本体型番を確認し、マキタ公式の取扱説明書やカタログで適合する純正替刃の部品番号を照合してから交換するのが基本です。
カズ私なら替刃を注文する前に、本体ラベルと取扱説明書を並べて品番を確認します。160mmという数字だけでは候補が複数あるので、型番まで合わせる方が迷いにくいですね。
この記事ではMUM604D、MUM600D系、MUM1601、MUM1101、MUM1600などを中心に、替刃の選び方と交換時期、交換作業の考え方を整理します。
園芸機械の販売・整備に約25年関わり、芝生バリカンも業務で10年以上扱ってきた森田の知見も交えて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- マキタ芝生バリカンの替刃を型番と部品番号で照合する方法
- MUM604D・MUM1601・MUM1101などの純正替刃の違い
- 切れ味低下で交換するべき状態と清掃・研磨を分ける考え方
- 安全に替刃を外して取り付けるときの確認ポイント
マキタ芝生バリカンの替刃の選び方


替刃選びでは刈込幅だけを見ず、本体ラベルのモデル番号とマキタが指定する部品番号を一組で確認すると取り違えを防ぎやすくなります。同じ160mmでも指定部品が異なるモデルがあります。
最初に本体型番を確認する
替刃を探す前に、本体の銘板やラベルで「MUM604D」「MUM1601」のようなモデル番号を確認します。商品名の「芝生バリカン」や刈込幅だけでは、世代や構造の違いを判別できないためです。



芝生バリカンを業務で10年以上扱ってきた経験では、消耗品を探すときに私は本体ラベルの型番を先に見ます。似た刃でも取付部や指定品番が違うことがあるので、型番の写真をスマホに残してから店頭や通販で照合すると分かりやすいですよ。
型番の末尾まで確認し、取扱説明書の別販売品欄に載る「芝生バリカン用シャーブレード」の部品番号へつなげるのが確実です。古い本体では説明書の世代も合わせて見ます。
MUM604DはA-51100
A-51100は「特殊コーティング刃」として案内される純正の160mmシャーブレードです。MUM604Dは18V機ですが、替刃を選ぶときに重要なのは電圧よりモデル番号と指定部品番号の組み合わせです。
18V充電式のMUM604Dについて、マキタ公式取扱説明書では芝生バリカン用シャーブレード160mmの部品番号としてA-51100が案内されています。MUM600D・601D・602Dも、公式カタログではA-51100の適用例です。
| モデル例 | 刈込幅 | 公式資料の替刃 | 電源 |
|---|---|---|---|
| MUM600D | 160mm | A-51100 | 10.8V充電式 |
| MUM601D | 160mm | A-51100 | 14.4V充電式 |
| MUM602D | 160mm | A-51100 | 14.4V充電式 |
| MUM604D | 160mm | A-51100 | 18V充電式 |
MUM604Dを使っているなら、まずマキタ純正A-51100芝生バリカン用替刃160mmを基準に探すと検索結果を絞れます。販売ページでも適用モデルを再確認します。
MUM604Dの別販売品として、芝生バリカン用シャーブレード160mm・部品番号A-51100が案内されています。
(出典:株式会社マキタ|MUM604D取扱説明書)
MUM1601はA-68426
MUM1601はAC100Vのコード式です。充電式MUM604Dと見た目の用途が近くても、本体内部や刃周辺の世代が同じとは限りません。交換部品を探すときは、電源方式も型番確認の補助情報になります。
コード式MUM1601は刈込幅160mmですが、マキタの現行取扱説明書とカタログでは芝生替刃160mmの部品番号A-68426が案内されています。刈幅がMUM604Dと同じでも、指定品番は同じとは限りません。
✅MUM604DとMUM1601はどちらも160mmですが、公式資料で案内される替刃品番はMUM604DがA-51100、MUM1601がA-68426です。「160mm用」だけで注文せずモデル番号まで照合します。
通販の検索結果で「160mm」「マキタ用」とだけ表示された商品を、適用型番を確認せず選ぶのは避けたいところです。 純正部品でも複数の160mm替刃が流通しているためです。
MUM1101・MUM1601の公式資料では、MUM1101にA-68410、MUM1601にA-68426の芝生替刃が案内されています。
(出典:株式会社マキタ|MUM1101・MUM1601取扱説明書)
MUM1101はA-68410
MUM1101とMUM1601は同じ取扱説明書に掲載されていますが、刈込幅が110mmと160mmで異なり、替刃品番も別です。家に複数台ある場合は、保管している替刃の袋へ本体型番を書いておくと混同しにくくなります。
MUM1101は刈込幅110mmのコード式で、公式カタログでは芝生替刃110mm・A-68410が指定されています。110mm用にも旧モデル向けの別品番があるため、幅だけで絞ると別部品が混ざります。
| モデル例 | 刈込幅 | 替刃品番 | 選び方 |
|---|---|---|---|
| MUM1101 | 110mm | A-68410 | 現行型番で照合 |
| MUM1100 | 110mm | A-51116 | 旧モデルの指定を確認 |
| MUM1601 | 160mm | A-68426 | MUM604Dと区別 |
| MUM1600 | 160mm | A-51100 | 型番末尾まで確認 |
110mm・160mmという刈幅は候補を絞る情報で、最終確認はAから始まる部品番号まで行うと覚えておくと、旧型を含めた替刃選びで迷いにくくなります。
A-51100とA-68426の違い
ネット上ではA-51100とA-68426の互換性を検証した個人情報も見つかります。ただし、実際に装着できた事例とメーカーの指定適合は別です。安全部品でもあるため、記事では公式指定を優先して整理します。
A-51100とA-68426は、どちらも160mmの芝生バリカン用として流通します。そのため検索結果では並んで表示されやすいものの、マキタ公式資料ではモデルごとに指定品番が示されています。
約25年の整備経験では、私は「形が似ているから付くだろう」という選び方をしません。純正部品でも世代や機種で指定が分かれることがあります。まず本体型番と部品番号を合わせ、互換性を自己判断で広げない方が失敗しにくいです。
個人ブログや販売ページで互換使用の情報を見つけても、メーカーがその組み合わせを指定しているとは限りません。 本記事では公式資料に記載された適用を基準に扱います。
旧型の替刃も型番で探す
説明書を紛失していても、マキタの取扱説明書検索や販売店で型番から追える場合があります。古い機種では本体側のラベルが擦れて読みにくいこともあるため、購入時の箱や保証書、過去の注文履歴も型番確認の手掛かりになります。
旧型では本体の販売終了後も替刃だけ流通しているケースがあります。ただし、ネット上の商品名には後継機や複数モデルがまとめて書かれることもあるため、販売年ではなく型番と部品番号を照らし合わせます。
- 本体の正確なモデル番号を確認する
- 手元の取扱説明書で別販売品欄を見る
- マキタ公式カタログや説明書検索で品番を照合する
- 販売ページの適用モデルと本体型番を再確認する
- 品番が不明なら販売店で本体型番から確認する
マキタの芝生バリカンにはMUM1100、MUM1600、MUM163、MUM162など旧型もあります。旧型ではA-51116、A-51100、A-46090、A-34615など複数の部品番号があるため、現行機の記事だけで判断しないことが重要です。
古い本体ほど「現在売られている似た替刃」を先に買うのではなく、当時の指定部品を探す順番が安全です。廃番機でも消耗部品が一定期間流通している場合があります。
純正替刃を選ぶ理由
純正替刃は型番別の説明書と部品番号を結び付けやすいため、交換後に不調が出たときも「指定刃を正しく取り付けたか」という基準から原因を追えます。整備の切り分けをしやすくする意味でも、公式指定は重要です。
芝生バリカンは上下の刃を高速で往復させるため、固定できるだけでは十分ではありません。刃の重なりや駆動部とのかみ合わせまで適切である必要があり、指定部品から選ぶ意味はそこにあります。
| 確認項目 | 純正品で照合しやすい点 | 購入前の見方 |
|---|---|---|
| 適用モデル | 公式品番で追える | 本体型番を照合 |
| 取付部 | 機種指定に合わせる | 説明書の構造図を見る |
| 刈込幅 | 110・160mm等 | 幅だけで決めない |
| 交換手順 | 取説の手順と一致 | 型番別説明書を使う |
替刃は本体の往復運動を直接受ける部品なので、取付部の形状、刃の重なり、動作範囲が合う必要があります。マキタの取扱説明書も指定された先端工具や付属品を使用するよう案内しています。
Amazonや楽天で探す場合も、マキタ純正芝生バリカン替刃と部品番号をセットで確認すると、適合が曖昧な商品を避けやすくなります。
替刃交換が必要なサイン
刈った芝の切り口も判断材料です。以前は一度で切れていた場所で葉先が裂ける、同じ場所を何度も往復する、刃先に目立つ摩耗があるといった変化が重なるなら、替刃を確認する時期と考えやすいでしょう。
切れ味が悪くなったとき、すぐモーター故障と考える必要はありません。芝汁や土の付着、刃の摩耗、欠け、曲がりなどを確認し、清掃後も芝を引きちぎるような状態が続くなら替刃を検討します。



点検・修理に約1,600台関わってきた経験では、「モーターが弱い」という相談でも刃の摩耗や刃合わせ、付着物が主因だった例があります。私は本体故障と決める前に刃先を見ます。欠けや摩耗が進んでいれば替刃交換を候補にします。
マキタの芝生バリカンは、公式資料でも対象機種について「切れ味が悪くなったら新品と交換」という考え方が示されています。 刃研ぎが前提のリール式芝刈機とは分けて考えます。
刃研ぎより交換が向く場合
研磨で刃先を削ると、元の角度や刃同士の当たり方も変わります。メーカーが新品交換を案内するモデルでは、研磨の経験がない家庭ほど指定替刃への交換を基準にした方が作業後の状態を判断しやすくなります。
芝生バリカンの刃は、機種によってメーカーが案内する手入れ方法が異なります。マキタの対象機では、切れ味低下時に新品交換を案内する資料があるため、自己流で大きく削る前に型番別説明書を確認します。
| 状態 | 最初の対応 | 交換を考える場面 |
|---|---|---|
| 芝汁・汚れ | 清掃と注油 | 清掃後も改善しない |
| 軽い摩耗 | 型番の指示を確認 | 指定が新品交換の場合 |
| 大きな欠け | 使用を止め確認 | 新品替刃を優先 |
| 曲がり・変形 | 無理に修正しない | 交換・点検へ |
深い欠けや曲がりをヤスリで無理に整えて使い続けるより、指定された新品刃へ交換した方が取付状態を戻しやすいでしょう。刃研ぎの可否は機種別に分けます。
マキタ芝生バリカンの替刃交換と注意点


交換作業では、コード式は電源プラグ、充電式はバッテリーを外し、手袋とブレードカバーを使って刃へ直接触れない状態を作るのが最初です。交換構造はモデルごとに取扱説明書へ合わせます。
交換前に電源を完全に外す
作業台には新聞紙やトレーを敷き、外した部品を順番に置けるようにすると組み戻しやすくなります。芝や土が多く付着している場合は、電源を外した状態で外側の汚れを落としてから交換へ進みます。
MUM604Dなど充電式ではスイッチを切ってバッテリーを本体から抜きます。MUM1101・MUM1601などコード式では、スイッチを切ったうえで電源プラグをコンセントから抜きます。
✅替刃交換では「スイッチを切った」だけで作業へ入らず、充電式はバッテリー、コード式は電源プラグを本体の動力源から切り離します。手袋とブレードカバーも先に準備します。
刃は停止していても鋭利なので、刃先を素手で持って位置合わせしないことが重要です。 本体を安定した場所へ置き、取り外した部品を並べられるトレーも用意すると作業しやすくなります。
MUM604Dでは替刃交換時にスイッチを切ってバッテリーを抜き、手袋とブレードカバーを使用するよう案内されています。
(出典:株式会社マキタ|MUM604D取扱説明書)
MUM604Dの取り外し方
アンダーカバーはロックレバーと印の位置を合わせて外す構造なので、力任せにこじる部品ではありません。動かしにくいときはロック位置を見直し、説明書の回転方向と合っているかを確認します。
MUM604Dでは、グラスレシーバを外して本体を裏返し、ブレードカバーを付けた状態でアンダーカバーを取り外します。その後、アンダーカバー、シャーブレード、クランクの順に外す構造です。
| 工程 | 確認すること |
|---|---|
| グラスレシーバ | 先に取り外す |
| 本体を裏返す | ブレードカバーを装着 |
| アンダーカバー | ロック位置を確認して外す |
| シャーブレード | 刃へ直接触れず取り外す |
| クランク | 位置とグリスを確認する |
外す順番をスマホで記録しながら進めると、クランクやカバーの向きを組み戻すときに確認しやすくなります。 ただし最終的な位置合わせは写真ではなく取扱説明書の図を基準にします。
MUM604Dの取り付け方
位置合わせでは、上下のガイド穴とベース板のピン穴が合うように刃を動かします。この工程は新品刃を本体へ置くだけでは終わらない部分です。クランクが正しく動力を受けられる位置へ収まっているか、説明図と照合して進めます。
新品替刃は包装から出した時点でも刃先が鋭いため、古い刃からブレードカバーを移す工程を先に行うと持ちやすくなります。部品を置く向きも説明図とそろえ、クランクを落とさないように進めます。
芝生バリカンを業務で10年以上扱ってきた経験では、交換後に動きが重いときほど私は力で押し込まず、ピン穴・クランク・カバーの位置を最初から見直します。部品が斜めのまま固定すると、刃以外の原因を増やしかねません。
取り付けでは、新しいシャーブレードへブレードカバーを付け替え、クランクとアンダーカバーを準備します。公式説明書では、上下のガイド穴とベース板のピン穴を合わせ、本体側のピン位置へ確実に収める手順です。
「入ったように見える」状態でカバーを固定せず、ベース板まで確実に収まっているかを確認してからアンダーカバーを戻すのがポイントです。
グリスは拭き取らない
MUM604Dの取扱説明書では、ギヤやクランクに付いているグリスを拭き取らないよう注意があります。替刃交換で内部が見えると汚れに見えますが、必要な潤滑部分まで清掃してしまうと故障につながるためです。
✅アンダーカバーを外したときに見えるグリスは、芝汁や砂と同じ「汚れ」として全部拭き取らないようにします。説明書が残すよう指定する部分は、そのまま扱います。
交換作業で触れてよい部分と、分解・洗浄を広げない部分を分けることが大切です。カバー内に異常な摩耗や破損が見えるなら、替刃だけで済ませず点検を考えます。
コード式も手順を分ける
コード式では延長コードを本体から外しただけでなく、電源プラグ側まで切り離した状態を確認すると誤始動を防ぎやすくなります。作業後に接続を戻すのは、カバーと付属品をすべて元へ戻した後です。
MUM1101・MUM1601はコード式なので、交換前の安全処理はバッテリーではなく電源プラグを抜くことです。公式説明書にはシャーブレード交換方法が独立して掲載されているため、そのモデルの図に沿って作業します。
| 方式 | 交換前の電源処理 | 主な確認 |
|---|---|---|
| MUM604D等充電式 | バッテリーを抜く | クランク・カバー位置 |
| MUM1101/1601 | 電源プラグを抜く | 指定替刃・取付部 |
| 旧型充電式 | バッテリーを抜く | 型番別説明書 |
| 旧型コード式 | 電源プラグを抜く | 型番別説明書 |
同じシャーブレード式でも「マキタだから手順は全部同じ」と考えず、型番ごとの説明書を開いてから交換すると部品構成の違いへ対応しやすくなります。
交換後に刃が動かない時
交換前は正常に動いていたのに直後から不調になったなら、交換工程で動かした部分を優先して見ると切り分けやすくなります。逆に交換前から無反応だった場合は、バッテリーやスイッチなど別系統も確認対象です。
✅替刃を付けた直後にモーター音はするのに刃が動かない、または動きが重い場合は、再び電源を外して組み付けを確認します。クランク、ピン、カバー、刃の位置が説明書どおりかを見直す順番です。
強い抵抗や異音がある状態で再始動を繰り返さず、交換作業で触れた部分から確認するのが基本です。それでも改善しない場合は本体側の点検へ進みます。
交換後は短い芝で試す
試し刈りでは、交換前と同じ芝丈・乾き具合に近い場所を使うと切れ味を比べやすくなります。新品刃へ替えても長く湿った芝では負荷が増えるため、条件をそろえて確認する方が判断しやすいでしょう。
交換が終わったら、工具や外した部品が残っていないことを確認し、本体を通常の姿勢へ戻します。最初から密集した長い芝へ入れるより、短く乾いた芝で切れ味と動作音を確かめる方が変化を見やすくなります。
| 確認点 | 正常時の見方 | 異常時 |
|---|---|---|
| 刃の動き | 滑らかに往復 | 停止して再点検 |
| 切れ味 | 芝を引きちぎらない | 取付・刃状態を確認 |
| 音・振動 | 交換前より異常なし | 使用を止める |
| カバー | 確実に固定 | 再装着する |
新品刃へ交換した直後の音と切れ味を基準として覚えておくと、次に摩耗したときの変化へ気付きやすくなります。交換日と部品番号をメモしておく方法も有効です。
交換後は清掃と注油を続ける
小石へ当てた直後は、切れ味に変化がなくても刃先を確認します。小さな欠けがあるまま使い続けると切り口が荒れたり、振動の原因になったりするため、次の使用前ではなく作業を止めた時点で見る方が変化を追いやすくなります。
とくに芝汁が乾くと刃同士の動きを妨げやすく、次回の始動時に負荷が掛かります。作業を終えた日に汚れを落としておけば、次に使うときの切れ味確認も簡単です。
- 作業前に小石や枝を取り除く
- 濡れた芝を避けて刃への付着を減らす
- 使用後は両面の刈草や土を落とす
- 説明書に沿って刃へ注油する
- ブレードカバーを付けて保管する
替刃を新品にしても、芝汁や土を付けたまま保管すれば切れ味を保ちにくくなります。マキタの取扱説明書では、使用後に刃の両面を清掃し、注油して保管する手入れが案内されています。
替刃の寿命を年数だけで管理するより、毎回清掃して刃先の摩耗・欠け・曲がりを見える状態にする方が交換時期を判断しやすくなります。
替刃の価格は総額で見る
予備刃を一枚持つかは使用頻度で決めます。芝の生育期に毎週使う家庭では、摩耗へ気付いた時にすぐ交換できる利点があります。一方、使用回数が少ないなら必要時に品番を確認して購入する方法でも十分です。
通販では同じ品番でも販売価格や送料が異なります。急ぎで必要なら在庫と納期、予備として保管するなら包装状態も確認し、安さだけで販売元を決めない方が受け取り後の照合まで進めやすくなります。
| 状態 | 替刃購入が向く例 | 本体点検も考える例 |
|---|---|---|
| 本体は正常 | 刃だけ摩耗・欠け | — |
| 動作音 | 普段どおり | 異音・強い振動 |
| スイッチ | 正常に始動 | 接触不良・無反応 |
| 部品供給 | 純正替刃を入手可能 | 必要部品が入手困難 |
替刃を買うときは商品価格だけでなく、送料や本体の残り使用年数も考えます。純正替刃で切れ味が戻るなら本体買い替えより小さな費用で済む一方、スイッチや駆動部にも不具合がある場合は判断が変わります。
本体が正常で刃だけ消耗しているなら、適合するマキタ純正替刃へ交換する価値が分かりやすいでしょう。複数箇所の故障が疑われるなら修理費との比較へ進みます。
古い本体は部品供給も確認
中古購入では、本体に付いている刃が正しい純正品とは限らない点もあります。装着中の刃だけを見本に注文せず、本体の型番から指定品番へ戻って確認すれば、前所有者の部品交換履歴に左右されにくくなります。
替刃の在庫が一店舗にあるだけでは、今後も継続して入手できるとは限りません。長期使用を考えるなら、替刃のほかにカバーや駆動部品など、故障時に必要となる部品の確認先があることも安心材料です。
古い輸入機の整備では、本体は直せそうでも替刃や消耗部品が手に入らず、継続使用が難しかった例があります。約25年の整備経験から、私は替刃だけでなく数年後も必要部品を追えるメーカー・型番かを見ます。マキタでも古い機種なら品番確認を先にします。
長く使ったMUMシリーズでは、替刃が見つかっても他の消耗部品まで今後入手できるかを見ると維持の判断がしやすくなります。とくに中古で入手した本体は、正確な型番と説明書をそろえておくことが大切です。
古い芝生バリカンへ費用を掛けるときは、今回の替刃だけでなく本体側の状態と今後の消耗品入手性まで合わせて考えると、修理と買い替えを比較しやすくなります。
互換品を選ぶ時の注意
純正品より安価でも、取り付け後に動きが重い、カバーが収まらないといった違和感があれば使用を続ける判断はしません。刃物は本体の駆動部と一体で動くため、適合の確信が持てない場合は指定品へ戻す方が原因を整理しやすいでしょう。
社外品を検討する場合は、レビュー件数よりも適用モデルの明示、販売元の連絡先、返品条件を確認します。商品写真が純正品に似ていても、写真だけでは取付寸法や動作範囲まで判断できません。
| 確認項目 | 純正替刃 | 社外・互換表示品 |
|---|---|---|
| 適用確認 | 公式資料で追いやすい | 販売元表示を確認 |
| 部品番号 | マキタ品番あり | 独自品番の場合あり |
| 取付情報 | 取説と対応 | 商品説明を確認 |
| 不具合時 | メーカー指定に沿う | 販売条件を確認 |
通販では「互換」「対応」と表示された社外替刃も見つかります。価格が魅力でも、適用型番、取付部、刃幅、返品条件など確認項目が増えるため、純正品と同じ感覚で部品番号だけを見ることはできません。
替刃は高速で往復する刃物なので、価格差だけを理由に適合が曖昧な部品へ置き換えない方が判断しやすいでしょう。本記事ではマキタ純正の指定品番を基準にしています。
替刃購入前の確認リスト
替刃の袋を受け取った後も、開封前に品番と適用モデルを再確認します。注文履歴と本体ラベルを見比べておけば、取り違えに気付いた場合でも返品条件を確認しやすくなります。
注文直前には、本体型番、刈込幅、部品番号、交換に必要な付属品をもう一度確認します。通販では商品名が長く、複数型番が並ぶため、欲しい型番だけが記載されているかを見落としやすいからです。
- 本体ラベルのモデル番号が読める
- 公式資料の替刃部品番号を確認した
- 110mmか160mmか刈込幅も一致する
- 販売ページの適用モデルに本体型番がある
- 純正品か互換品かを区別している
- 送料を含む総額を確認した
- 交換用の手袋とブレードカバーを準備できる
「本体型番・公式部品番号・販売ページの適用モデル」の三つが一致してから注文すると、マキタ芝生バリカンの替刃選びで起きやすい取り違えを減らせます。
マキタ芝生バリカン替刃FAQ
Q1. MUM604Dの替刃はどれですか?
🅰️. マキタ公式取扱説明書では、MUM604Dの芝生バリカン用シャーブレード160mmとしてA-51100が案内されています。MUM600D・601D・602Dも公式カタログでA-51100の適用例です。購入時は商品ページに自分の型番が記載されていることも確認します。
Q2. MUM1601にA-51100は使えますか?
🅰️. MUM1601の現行公式取扱説明書では、芝生替刃160mmとしてA-68426が案内されています。別資料や販売情報で複数品番を見かけても、本記事ではメーカーがそのモデルへ指定する品番を基準にします。MUM1601ならまずA-68426を照合してください。
Q3. 替刃は160mmなら共通ですか?
🅰️. 共通とは考えない方が分かりやすいです。MUM604DとMUM1601はいずれも160mmですが、公式資料で案内される替刃品番は異なります。刈込幅は候補を絞る情報に使い、最終的には本体型番と部品番号を照合します。
Q4. 切れ味が落ちたら刃研ぎできますか?
🅰️. 機種ごとの取扱説明書で判断します。マキタの芝生バリカンには、切れ味が悪くなったら新品交換を案内する機種があります。汚れだけで切れ味が落ちていることもあるため、まず清掃して刃の欠けや摩耗を確認し、指定された整備方法へ進みます。
Q5. 替刃交換後に動かない時は?
🅰️. いったん電源を外し、クランク、ピン、刃、アンダーカバーなど交換時に触れた部分の位置を型番別取扱説明書と照合します。強い抵抗や異音がある状態で再始動を繰り返さず、組み付けが正しくても動かなければ本体側の点検へ切り替えます。
マキタ芝生バリカンの替刃まとめ
マキタ芝生バリカンの替刃は、刈込幅だけでなく本体型番と純正部品番号を照合して選ぶのが基本です。
MUM604DのA-51100、MUM1601のA-68426、MUM1101のA-68410のように、似た外観や同じ刈幅でも指定が分かれるモデルがあります。
- 本体ラベルで正確なMUM型番を確認する
- MUM604DはA-51100を基準に照合する
- MUM1601はA-68426を基準に照合する
- MUM1101はA-68410を基準に照合する
- 刈込幅だけで替刃を共通と判断しない
- 切れ味低下は清掃後に摩耗・欠けを確認する
- 交換前はプラグまたはバッテリーを外す
- 手袋とブレードカバーを使って刃へ直接触れない
- 交換後は組み付けと異音を確認して短い芝で試す
交換するときは、充電式とコード式で電源の切り離し方を分け、型番別の取扱説明書に沿ってカバー、クランク、ピンなどを組み戻します。新品刃を入れても動きが重い場合は、刃の不良と決める前に交換時の位置合わせを確認すると原因を整理しやすくなります。
マキタ芝生バリカンの替刃は、「本体型番→公式の部品番号→販売ページの適用モデル」の順に確認し、指定刃を安全手順どおり交換するのが失敗しにくい方法ですよ。









